初代インサイト(HN-ZE1)の調子が悪く、ディーラーに見てもらったら
バッテリーECU交換で19万円の見積もりをいただきました。
そんな金をかけられないので、ebayで手に入れたバッテリーECUを自分で交換してみました。
なお、この記事を参考にして感電したり車が壊れても自己責任でお願いします。
必要なもの
・レンチ 10mm、8mm、延長ソケット
・トルクスレンチ T-30H
・内装剥がし
・プラスドライバー
・感電しても気にしない心
補機バッテリのマイナスを外します。
その前にハッチバックを開けておきましょう。
ハッチバックを開けておかないとキーを挿して開けることになります。
プラスチック製のネジは内張剥がしを使いながらだと簡単に外せます。
次に、左のウレタンを外します。
内装のクリップが長いので内装剥がしは必須だと思います。
オフにしたらストッパーを取り付けて間違えてオンにならないようにします。
ボルトとトルクスネジを外していきます。
横の3つのボルトも忘れず外します。
ふたを開けるとウレタンにガードされたバッテリエンジンが見えます。
右側の二つの四角の箱がバッテリーECUとモーターECUになります。
バッテリーECUは左側です。
これが18万もする部品なのか・・・
取り外す必要があるか分かりませんがマイナスだけ外しておきました。
コネクタの下にツメがあるので押しながら引っ張れば簡単に外せます。
バッテリーECUを固定してる4本のボルトを外します。
ボルトを外すには延長レンチが必要です。
左が古いバッテリーECU、右が新しいものです。
新しい方はかなりベコベコにへこんでいてちゃんと動くのか心配です。
反対側からふたを開けるといろいろ見えました。
見た感じ全く同じです。ぱっと見た感じでは物理的劣化はなさそうです。
上が新しいバッテリーECU(1K100-PHM-030)
下が古いバッテリーECU(1K100-PHM-000)
調べてみるともともと使っていた物は初期バージョンだったようです。
000 > 010 > 020 > 030 > 306 とバージョンアップしていったと思われます。
306は探しても出てこなかったので、ひとつ古い030を手に入れました。
交換完了です! 作業時間は約2時間ぐらいでした。
心配なのはエンジンがかかるかと言うことです。
おそるおそるキーを回すとエンジンがかかりました!
バッテリ残量がゼロになっているためチャージがされている状態です。
次はちゃんとバッテリが充電されるかどうかです。
しばらく走るとバッテリ残量のメモリが増えました!
おお! 問題なさそうです!
さらに走るとバッテリ残量が交換前と同じになりました。
前からおかしかったアクセルを踏んでもアシストしてくれなかったり
なぜか永遠とチャージし続けたりする動作が消えました!
おお!!! 交換成功じゃね!?
もうしばらく走ってみないと確証は持てませんが
交換した甲斐があったようです。
2012/06/14 追記:
いままではバッテリが満タンでもチャージし続けていて
アシストをまともにやってくれなかったのですが確実に直りました!
ほかにも急激な回生ブレーキが起きなくなったのもいい感じです。
しっかりアシストしてくれるのでスムーズな走り出しが出来るようになりました。
これで燃費もよくなるかな?
コメント
何気な~く見ていたが、きちんとゴム手袋してやった?
ECU左側の橙色線の端子・・・。200Vラインだよ?
外したのが2次側でよかったねぇ・・
というか、橙色の電線って、200V超えの強電ラインだから、レスキュー活動でも注意が必要とってなってるんだよ・・。
全裸で長靴ゴム手袋の装備で作業していたので大丈夫です^^
誤解のないようにまじめに答えておきます。
補機バッテリを外して、バッテリエンジンをオフにすることで
電圧は3V以下になっていますので問題ありませんよ。
念のためテスターで測定しておくと安心です。
ちなみにバッテリエンジンは144Vです。