西尾維新「悲鳴伝」読み終わった

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悲鳴伝
西尾維新の新作「悲鳴伝」読み終わりました。
最長巨編とかうたっていたのでどんなのだろうと思っていたら想像以上に分厚い
内容は大まかに言うと少年ヒーロー物です。ですが殺伐としています。
8話形式になっていてなんかドラマ化とかアニメ化と
か狙ってるんじゃないだろうかと勘ぐってみたり、でも、なんだかんだで面白かった!
作者もあとがきでも語っていたがもっと読みたかった!
ここからはネタバレぽいのでご注意ください。

主人公が流されるがままに、ひどい目に遭ったり、組織に入れられたりしているのが
なんとなくSABE「地獄組の女」を思い出してしまった。あそこまでは殺伐とはしていないけどね。
そう感じないのは主人公の特性のためかもしれない。
無感動、なにもかも受け入れる特性なのです。

たしかに真のヒーローとなるには何も動じない心が必要と思うけど、
それを葛藤するヒーローをみたいというのが読者、視聴者の気持ちだと思う。
それが端からないというのがこの主人公。
ひょうひょうとしているのがいままでにない人物です。

読んでいるこっちが「うわああああ!!」という展開でも平然としている主人公。
正直、共感できねえw むしろその脇役に共感と魅力を感じるのです。
主人公より脇役の方が人気がある漫画とかよくありますが、これは意図的にやっているでしょう。
なんだかんだで先が読めなくて500ページオーバーなのに一日で読んでしまいました。

ひとつ気がかりだったのが、主人公は剣藤にお礼は言わないと語っていたのですが
中盤でさらっと「はい、ありがとうございます。」と言っているのです。
おお、とうとう打ち解けたのかと思っていたのですが、そのあたりの心情とか
なにも語られませんでした。あとで語るのかなと思い読み進めていると

「ありがとうございます。剣藤さん」剣藤にお礼の言葉が言えた。

と最後の方で締めくくってるじゃあないですか!
おい! まえに無意識に言ってるの気づいていない!?
それとも西尾維新が間違えた!?

さらに気になったのがあとがきで
「原稿用紙千枚もの小説を書くのは一人の力では不可能であり」と
書いてあるところです。小説とは一人で書くものだと私は思っていたのですが
もしかしてアシスタントとかいて分担作業とかで書くのでしょうか!?
この分担作業でうっかり「はい、ありがとうございます。」と書いてしまって
気づかず出版されたとか・・・

あとでこの小説の感想でもググってみようかな。

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