サーバをASRock N100DC-ITXに変えてみた

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サーバをなんと13年ぶりに買い換えました。交換したのはASRock N100DC-ITXです。こちらはファンレスCPU Intel N100が付属しており、電源がDC入力端子付きでACアダプタで動作する優れものです。

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パーツ説明

内容物はシンプルで本体、SATAケーブル、SATA電源ケーブル、I/Oパネル、ネジなどです。

電源はACアダプタで動作するのでSATAの電源はどうするんだろうと思っていましたが、特殊なコネクタが付いたSATA電源ケーブルが付属していました。

SATA電源ケーブルは、SATAコネクタの右に挿します。

2つ分の電源コネクタがあるのでSATA2台まで接続可能です。

一番左の端子がDCジャックになります。PS/2やD-Sub端子、シリアルポートも付いているので古いハードを使いたいときも融通が利きそうです。

ACアダプタは付属しないので別途購入が必要です。差し込み口が外径5.5mm 内径2.5mm のもので19Vであればなんでも良さそうです。60Wのものを購入しました。ハードオフから富士通製ACアダプタを買ってもよかったかもしれません。

いままでの電源はPicoPSU-160-XTを使っていたので、かなり大きいACアダプタを繋いでいました。今回からはかなり小さくなったので設置が楽になりそうです。

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M.2が認識しない

余っていたM.2を使おうと思っていたのですが、なぜか認識してくれません。M.2が壊れているのかなと思っていたのですが、別のノートパソコンでは正常に認識します。使おうとしたのはSanDisk X600です。仕様を見るとSATAタイプでした。N100DC-ITXの仕様を見ると、M.2はPCIeとなっています。そうか、M.2にはSATAとPCIeの2種類があったんですね。

追加でPCIeのM.2を購入したところあっさり認識してくれました。うーん、想定外の出費になってしまったなぁ。

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組み立て

いままでは80mmファンを取り付けて圧迫されたサーバ内でした。

N100DC-ITXにしてからCPU回りが広くなり風通しがよくなりそうです。

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サーバ更新の理由

稼働しているサーバはFedora36とCentOS Stream 8の2台ですが、アップデートしようとすると以下のエラーが出てしまっていたのです。

Fatal glibc error: CPU does not support x86-64-v2

使っていたCPUはAMD A6-3650です。これも13年も前のものになります。CPUが古すぎてOSも対応しなくなってしまっていたようです。それに夏場になるとCPUが熱すぎるのか度々サーバが固まっていたりしていました。

さてリプレイスするにしてもCPUは何にしようかと調べているとMini-ITXにCPU組込式のものがあることに気付きました。CPUはIntel N100というものです。組込CPUはスペックが低いんだろうなと思いましたが、PassMarkで比較したところびっくりしました。

なんと倍以上のスコアでA6-3650は2,086でN100は5,464でした。TDPなんて100Wから6Wです。こんなに高速で低消費電力とは思いませんでした。

ついでに消費電力を測ってみるとさらにビックリ

  • 待機電力: 2~3W
  • 稼働電力: 10~11W

過去の記事を見てみるとA6-3650のアイドル時で40~42Wだったようなので恐ろしい省電力です。

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マザーボードを交換してから

無事にCentOS Stream 9へアップデート出来ました。動作が不安定だったのですがアップデートしたおかけかハードが変わったためか安定しました。

アップデート前までは、たまにネットワークが繋がらなくなる不具合があったのです。再起動すればなおりますが、原因がさっぱりわからなくて困っていました。なにげに、Proxmoxもアップデートしたことも関係あるのかも。

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