Postfixのリレー設定 -Gmail-

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Postfixのリレー設定 -Gmail

サーバを入れ直したとき、毎回メール設定に苦労します。
それはOP25Bのため、Gmailへリレーさせているのですが
毎回、記憶があいまいで設定を覚えていないのです。
ということでメモを残すことにしました。

この記事は間違えているところがあったので、こちらを参考にしてください。
PostfixでGmailへリレー設定

■証明書を手に入れる
オレオレ証明書だとGmailから怒られます。
ということで、thawte.comからルート証明書をゲットしてきます。
http://www.thawte.com/roots/
解凍するとたくさんありますが下記のファイルを使います。
Thawte Roots – Thawte SSLWeb Server Roots –
 thawte Premium Server CA – Thawte Premium Server CA.pem

適当な名前(google.pem)に変えて下記に置きます。
/etc/pki/tls/certs/google.pem

■ smtp認証のパスワードファイル作成

# vi /etc/postfix/auth_passwd
[smtp.gmail.com]:587 xxxxx@gmail.com:password

# chown root. /etc/postfix/auth_passwd
# chown 600 /etc/postfix/auth_passwd

# postmap /etc/postfix/auth_passwd

■ Postfixの設定

# vi /etc/postfix/main.cf
relayhost = [smtp.gmail.com]:587

smtp_sasl_auth_enable = yes
smtp_sasl_password_maps = hash:/etc/postfix/authinfo
smtp_sasl_security_options = noanonymous
smtp_sasl_mechanism_filter = login plain xoauth
smtp_use_tls = yes

smtpd_use_tls = yes
smtpd_tls_cert_file = /etc/pki/tls/certs/google.pem
smtpd_tls_key = /etc/pki/tls/certs/google.pem
smtpd_tls_session_cache_database = btree:/var/lib/postfix/smtpd_scache

# vi /etc/postfix/master.cf
smtps inet n – n – – smtpd
-o smtpd_tls_wrappermode=yes
-o smtpd_sasl_auth_enable=yes

# /etc/init.d/postfix restart

■Gmailの設定
このままだとサーバからメールを送信すると
送信元がGmailのメールアドレスに書き換えられます。
その対処方法です。

1. Gmailにログイン
2. 右上の「設定」をクリック
3. 「アカウントとインポート」をクリック
4. 名前:の「別のアドレスからメッセージを送信」をクリック
5. メールアドレスを入力
6. 届いたメールから承認する

これで独自のメールアドレスのまま送信できます。

参考記事:
memo.xight.org: PostfixからGmail経由でメールを送る方法
Gmailをリレーしてメール送信する設定

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