子どもが寝たあとにテレビを見ているとうるさいと起きてしまうことがあり、ヘッドホンを使おうかと思うのですが、50インチを超えるテレビだとケーブルの長さも必要な上、配線も面倒ということで無線化にしてみました。
無線イヤホンといえばBluetoothですが、遅延があるので動画には向いてないと思っていました。しらべてみると、遅延は使用コーデックによって変わることがわかりました。aptX LLコーデックなら遅延が40ms未満とほぼ遅延がないそうです。ということでaptX LL対応製品にしぼることにしました。
無線化に必要なのは、テレビに接続するBluetoothトランスミッターとBluetoothイヤホンです。トランスミッターとして選んだのが、「ゼンハイザー BT T100」です。
標準で電源用Micro USBケーブル、3.5mmオーディオケーブル、光ケーブルが付属します。別途ケーブルを購入する必要がないので開封後、すぐ使えちゃいます。
タイトルで分かっていますが、Bluetoothイヤホンを買わず、Bluetoothポータブルアンプの「Shanling UP4」にしてみました。これを使えば、有線のイヤホンやヘッドホンがBluetooth化に早変わり! でも、結局ケーブルあるじゃない! と思いますがテレビの裏蓋を開いてケーブル配線するよりは簡単です。
ヘッドホンは「Razer Nari」を使ってみました。これは専用ドングルのためPCでしか使えないのが難点でしたが、「Shanling UP4」でBluetoothヘッドホンに早変わりです。THXは使えないですけどね。
使い勝手ですが、「ゼンハイザー BT T100」は光ケーブルでテレビに接続します。3.5mmオーディオ端子に接続するとテレビのスピーカーがミュートになってしまいますが、光ケーブルだと音声はテレビのスピーカーから出続けるので普通にテレビを見るときも何もしなくて済みます。トランスミッターを使う場合だけテレビをミュートにするだけでOKです。
次に「Shanling UP4」の電源を三秒押すとオンになります。ペアリングは2,3秒ぐらいで自動的に終わりました。一度ペアリングすると次に電源を入れたときには自動的に接続するようです。そのときは電源が入った瞬間ぐらいにペアリングが完了していました。
LEDの色によって仕様コーデックが分かるようになっています。紫色になっていたのでaptX LLになっていると思われます。さて、遅延は感じるでしょうか。……まったく遅延を感じません。口の動きもぴったりだし遅延ってなに? という感じです。
なお、スマホに接続した場合はLDACで接続していたようで遅延を感じました。スマホで音ゲーをする場合はヘッドホンを使いたいのですが、スマホに接続したケーブルがジャマでゲームが快適に遊べないのです。ですが、このポータブルアンプのおかげで快適です。遅延もゲーム側で調整すれば問題ないですしね。
音質に関しては、ほかのポータブルアンプを持っていないので比較は出来ませんが、 有線で聞いているのと変わりないと感じました。 ある意味これ以上のことはないかと思われます。
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