Oculus Touchが届いてワクワクしていたのもつかの間、インストールしたゲームが動かないなぁと思っていたらOculus Home自体が起動を繰り返すだけで動かなくなってしまいました。
そこでOculus Homeを再インストールしようとOculusインストール先の直下にあるSoftwareフォルダのバックアップを取り、Oculus Homeのインストーラーを起動したところメッセージが出てきました。
Unsupported CPU
「Oculus requires a CPU with SSE 4.2 support」
使っているCPUはPhenomII X6 1090Tとかなり古い物。
Oculus Riftの導入当時はこんなメッセージはなくいままでも問題なく動作していました。なんとか出来ないかなと調べてみたらありました。
Installer hack: Bypassing SSE 4.2 support on DK2 from oculus
インストーラーをハックしたそうですが、実行するのはちょっと怖いです。
Oculus Homeの保存先は固定のようです。
ちょっと前はインストール場所は同じだったんですけど別々になったんですね。
さて、再インストールが完了しました
……あれ? 直らない。
やっぱりOculus Homeが再起動を繰り返しています。
Oculus RiftのHDMIケーブルを抜いたらOculus Homeが起動してきました。
HDMIケーブルを挿してみるとConnectedって一瞬出てきますがOculus Homeが落ちてしまいます。そういえば、この現象が起きる前にRadeonのドライバをアップデートしていました。
この記事を書いている時点で最新のVer.16.12.1です。試しにいままで使っていたVer.16.7.2にダウングレードしたところ問題なく動きました! 原因はRadeon Driverだったのです。試しにアスクからVer.16.11.3を手に入れて入れてみましたが同じ現象が起きます。
うーん、HDMIドライバを入れないといいのかなぁ。細かい検証は保留とします。
◆Oculus Homeのバックアップ復元
Oculus Homeの復元をしてみます。
ソフトウェアインストール先:D:\Oculus\Software
バックアップフォルダ:D:\Oculus_bk\Software
バックアップしていたSoftwareフォルダをソフトウェアインストール先のフォルダに上書きコピーしてOculus Homeを起動してみました。
LibraryにはDreamdeckしか出てきてません。サービスの「Oculus VR Runtime Service」を再起動して、再度Oculus Homeを起動。
お! Libraryにソフトが表示されてます。「Install」と出ていたのでクリックするとエラー!
Oculus Homeを閉じて、もう一度サービスの「Oculus VR Runtime Service」を再起動して3度目の正直 Oculus Homeを起動してもう一度「Install」をクリック。
……しばらく待ったらすべて使えました!
なるほどバックアップ方法もばっちりですね。
もしかしたらバックアップしていたフォルダを指定してOculus Homeをインストールしてみるとこんな手間もなく使えたりするのかな?
◆動かないソフトウェア
最後に問題の動かないソフトウェア、UnspokenとMedium。どうしたものでしょう。問題がありそうだとするとCPUが古すぎるのかなと思うのです。推奨のIntel CPUにすればなんの心配もないのですが、CPUとマザーボード、それに水冷ブロックも買い直さないといけなくなります。いまどき水冷なんてと思いますが手を出したからには戻れないのです。
AMDのCPU自体対応してないとは思っていましたが最低スペックでFX4350が対応していました。なるほどこのレベルのAMDのCPUなら動作保証はあるのかな? でもUnspokenの推奨CPUはi5-6400以上です。やっぱりIntelにしちゃおうかなと思ったり……
とても悩ましいです。
追記:2016/12/11 21:00
RaadeonのドライバでHDMIオーディオドライバをインストールしなかったらVer.16.12.1でも問題なくOculus Homeが起動するようになりました。
Virtual Super Resolutionという機能が追加されて有効にすると解像度が高くなり、DPI設定をカスタマイズ出来るそうです。
でも、肝心のUnspokenとMediumは起動しません。やっぱりCPUなのかなぁ。
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