最近の動画再生はCPU負荷が大きいものが多く
なるべく動作が軽い、MPC-HCを使用しています。
MPC-HCには動画支援機能があるため、とても動作が軽いです。
動画支援機能とは処理をグラフィックカードに行わせるものです。
RadeonではUVD2、GeforceではPureVideo HDとか呼んでいます。
総称でDXVA(DirectX Video Acceleration)と呼んでたりします。
実際にどれだけの効果があるか比較してみました。
ソースは古いですが、重いと評判の「The Greatest Game」のトレーラーです。
ちょっと探したんですが見あたらなかったのでここに置いておきました。
DXVAを有効にしたときのCPU負荷です。
本当に動画を再生しているかわからないほどです。
なお、MPC-HCのオプションで出力のDirect Showは「EVR Custom Pres.」にしています。
WindowsXPの場合は「VMR7(Renderless)」を選んでおくといいでしょう。
次にMPC-HPのオプションでH264/AVC(DXVA)とVC1(DXVA)をオフにします。
DXVAをオフにした場合のCPU負荷です。
かなりの差が出ています。
DXVAをオフにして外部フィルタにCoreAVCを使ってみました。
CoreAVCは有料ソフトですので買いましょう。こんなところでDLしないように。
DXVAを使用したときよりは敵いませんが、すこしCPU負荷が下がっています。
CoreAVCはCUDAで動画再生支援が出来るそうでGeforceを持っている人には恩恵があります。
この結果から、DXVAをオンにしておけばいいように感じますが
動画の種類によってはDXVAを使わない方がいいときがあります。
tsファイルが正常に再生できなかったり、やたらシークが遅かったりするからです。
なんだかんだでCoreAVCを使うのがいまのところベストのようです。
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