YAMAHA DSP-AX3900からPioneer SC-LX56へ買い換えました。
起動が遅く音が出るまで待たされるのと、3Dに非対応なところが不満だったのです。
ほかにもiPhoneやAndroidで操作できるアプリがあったり
USBメモリから音楽再生、4K対応、DLNA対応などてんこ盛りな機能がたくさんあって
デジタルアンプを使ったことがなかったので気になっていたのです。
いつものことですが消費電力を測定してみました。
4.1ch ボリューム40での測定結果で62Wと結構低い結果でした。
HDMI連携をONにしたときの待機消費電力は0Wでした。
これはすばらしいですね!
ネットワークスタンバイをONにした場合の待機消費電力は4W。
これもまた優秀ですね。これをONにしておくとiControlAV2012で
電源のON OFFも行えちゃいます。
こちらがAndroid版 iControlAV2012です。
ボリュームの調整からセレクタ、エフェクタの選択が行えます。
電源のON OFFも出来ます。
各機能のON OFFや調整が行うことが出来ます。
設定の説明も書いてあってとても親切です。
ボリュームバランスも行うことが出来て、携帯の傾きで
音を前に出させたり、バランスも調整できます。
ほんとなんでも操作ができちゃって便利すぎます。
リモコンなんていらないぐらいです!
さて、SC-LX56のレビューを軽くします。
家に届いてすぐに設置したところ設定画面が出てきません。
DSP-AX3900では待ち受け画面がありましたが、SC-LX56にはなく
設定画面を呼び出して、はじめてGUIがでてくるのでわかりにくいです。
基本設定が終わり、テレビで視聴してみたところ
音に広がりがないというかフラットというか、なにか物足りないのです。
テレビのスピーカーの方がいいんじゃないかと思ってしまうほどに!
リモコンのエフェクタをいろいろいじったのですが満足できません。
このフラットな感じがデジタルアンプの特性なのだろうか?
Pioneer の音作りなのか? とがっかりしてしまいました。
思い切ってすぐに売ってしまい、YAMAHAかDENONに買い換えちゃおうかとも
考えてしまいました。
でも、もっといじり倒してから考えようと
iControlAV2012のEMPHASISを操作してみたところ
おお、音が前に出てくるようになりました。
ですが、テレビではサブウーハーがうんともすんともいいません。
ゲームや映画の5.1chソースでは動作します。
2chソースでは動かないのかな?
いろいろ設定を見てみたところ、スピーカーの設定でサブウーハーを
「ON」から「PLUS」に変更すると2chソースでもサブウーハーが動作しました。
おお、音に厚みが出てきた! さらにiControlAV2012で調整すると
テレビの音とは思えないほどの臨場感が得られるようになりました。
なるほど、YAMAHAでは自動設定でとくに設定しなくてもよかったのですが
Pioneerでは手動設定が必須のようですね。とりあえずさらに買い換えなくても
よくなっちゃいました。よかったよかった。
ほかにも多数の機能が盛りだくさんで、これは長く使えそうで大満足です。
あ、気にしていた起動時間ですが、DSP-AX3900では電源を入れてから
音が出るまでに11秒ほどのところSC-LX56では9秒程度で音が出ました。
そんな劇的に早くはなかったのですが、VIERAでアンプへ切り替え時に
無音状態が5,6秒待たされていたところ、ほぼゼロ秒になったのです。
いまのところ何も不満がなくなってしまいました。
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