
前にRBボタンを修理していて、LBボタンも壊れやすいんじゃないかと思っていたのですが、とうとう反応しなくなってしまいました。今回はLBボタン修理のメモです。

最初のフレームの外し方は前回の記事を参照していただきまして、ここまでバラしました。写真では分かりにくいですが、マスキングテープの右側にある半田を外すことで、LBボタンのタクトスイッチを交換できます。LBボタン側には近くにケーブルもあるので、作業しやすいように緑の基盤も外して青い基盤だけにします。トルクスドライバー T6が必要です。

ここまで外すには、緑の基盤から裏側に伸びている配線を爪から外しておくとやりやすいです。これを外しているところの写真は撮り忘れちゃいました。

ここまでバラしました。今回ははんここまでバラしました。今回は、はんだ付け用(フラックス)ペーストを用いてみました。

この写真の真ん中にある4箇所のはんだを外すのが今回のノルマです。

作業しやすいように固定しまして

フラックスペーストをたっぷり塗ります。液状のフラックスより効果がありそうです。

はんだ吸い取り線にはフラックスを塗りたくります。

RBボタンの時と比べて比較的簡単にはんだが吸い取れました。完全には吸い取れないので、ラジオペンチでタクトスイッチをつかみ、はんだごてを当てて、はんだが溶けるのを見計らってタクトスイッチを引き抜きます。

タクトスイッチは前と比べると簡単に外れましたが、スルーホールにはんだが残って、新しいタクトスイッチを差し込めません。先ほどと同じく、フラックスペーストを塗ってはんだをとり続けました。

はんだ吸い取り線を使って繰り返すことでようやく小さな穴が空きました。ここからはピンバイスを使ってゴリゴリとスルーホールを削ったらタクトスイッチが入るようになりました。
あとはタクトスイッチを交換し、慎重に組み立てていきます。おそるおそるゲームをやってみるとちゃんとLBボタンは直りました! RBボタンのころと比べるとかなりスムーズに交換できました。
今回の買ってよかったのが、はんだ取付用ペーストです。前よりはんだ吸い取り線の吸い取り具合がよくなった気がします。


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