innovatek CoolMatic X1800/X1900

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innovatek CoolMatic X1800

ようやく届きました!
実際には一週間ほどまえに届いたのですが
レビューの準備をするまで遅くなりました。

裏返してみた

裏返してみると、GPUにあたるところがアルミ製?でした。
CoolMatic X800では銅製だったことを考えるとコストダウンしてるようです。
ほかにメモリとVRM(電圧レギュレータモジュール)を冷却できるようになっています。

純正ヒートシンク

これも裏返してみた

純正のヒートシンクもはずしてみました。
これは一応、GPUの所だけ銅製を使用しているようです。
写真にはないですが、VRMは別の小さいヒートシンクのみで冷やしています。
重量はかなり重いです。試しに計ってみたところ下記のようになりました。

  重量
純正ヒートシンク 469g
CoolMatic X1800 386g

意外にも水枕(CoolMatic X800)の方が軽いです。
PCI-Expressにかかる負担が減るかな!?
ほとんどプラシーボ効果レベルだと思いますけどね。

ヒートシンクはずしたところ

GPUコア(R580)

GDDR3 SD-RAM

取り付けてみた

さて、取り付けてみました。
仮り組みで、隙間が結構あったのでシリコングリスを
多めに塗っています。
VRMは小さいのでヒートシンク側に塗りました。

次に温度の変化です。
負荷は30分ほどゲーム(F.E.A.R.)をしていた。
※デフォルトの時、ATITool画面を取るのを忘れてました。

+++ アイドル時 +++

— デフォルト(気温25℃) —

VRM Temp 65℃
GPU Current Drew 5.5A
Fan Speed 27%
GPU Temp 55℃
Mem Temp 49℃

— 水冷化(気温22℃) —
アイドル状態

+++ 高負荷時 +++

— デフォルト(気温25℃) —

VRM Temp 87℃
GPU Current Drew 8.2A
Fan Speed 32%
GPU Temp 78℃
Mem Temp 66℃

— 水冷化(気温22℃) —
負荷状態

結果としては想像以上、温度が低くはなりませんでしたが
VRMが心臓に悪いような温度にならなくなったのが安心です。
それと、あのドライヤーかと思うようなファンの音から解放されたことですね。

なにげに一番びっくりしたのが消費電力が19.1Aという恐ろしいほど高いことでした。
なんで水冷にしてから消費電力が増えたんだろう・・・

それとX1900XTXはGPU650MHz、Mem1.55GHzなはずだが
ATIToolの表示がおかしい。Betaだからかな。

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