Fedora 27へ移行してnmcliを使ってネットワーク設定をしてみた

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Fedora27
27をクリーンインストールしてFedora 25から移行してみました。いままで使っていたFedora 25は18からアップデートを繰り返してあげていたのでクリーンインストールからの移行は…… まさかの5年ぶりです。

Admin Console
何が変わったのかなと楽しみにしていたのですが、Admin Consoleなるものがあってビックリしました。OSをインストールしたあとすぐに使うことが出来ます。
ブラウザで下記URLにアクセスするだけ!

https://ip address:9090/

システム
ログインするとシステムのステータスなどが一目瞭然

ログ
ログも見ることが出来ます。
……sshd??

あーっ! iptables設定忘れてた!!!
ここはfirewalldを使いたいところですが、すでにアタックされているのでまた今度の機会で。

あと変わったなぁと思ったのがNetwork Managerがメインとなっていたことです。nmtuiが使えない! nmcliを覚えることになりました。なんかコマンドが長くて面倒! でも、なれるとちょいちょいと直しやすいかも。

ちなみに下記コマンドでネットワーク設定を行います。

デバイス名確認
# nmcli device

ネットワーク設定
# nmcli connection modify ens123 ipv4.addresses 192.168.1.100/24
# nmcli connection modify ens123 ipv4.gateway 192.168.1.1
# nmcli connection modify ens123 ipv4.dns 192.168.1.100
# nmcli connection modify ens123 ipv4.method manual
# nmcli connection modify ens123 connection.autoconnect yes
設定再読込
# nmcli connection reload ens123
設定確認
# nmcli device show ens123
設定が反映されない場合
# nmcli con down ens123; nmcli con up ens123

ちなみにコマンドを下記のように省略することも出来ます。

connection > con > c
modify > mod > m
ipv4.addresses > ip4
ipv4.gateway > gw4

ip4の場合はipv4.addresses とipv4.method manualを実行したことと同じになります。
こんな感じになります。

# nmcli c m ens123 ip4 192.168.1.100/24
# nmcli c m ens123 gw4 192.168.1.1
# nmcli c m ens123 ipv4.dns 192.168.1.100

あとはNTPの標準がchronyになっていたことです。
設定はntpdとたいして変わらないので動作確認のコマンドだけメモします。

# chronyc sources
210 Number of sources = 3
MS Name/IP address Stratum Poll Reach LastRx Last sample
===============================================================================
^+ str21.int-gw.kddi.ne.jp 2 10 377 776 +60us[ +74us] +/- 15ms
^+ str22.int-gw.kddi.ne.jp 2 10 377 509 -46us[ -46us] +/- 17ms
^* ntp-a3.nict.go.jp 1 10 377 691 -99us[ -85us] +/- 7534us

自分が使ってる分だとこの辺が変わった感じでした。
なにげにDockerとか気になっているのですが使用用途がさっぱり思いつかなくて、やる気起きないんですよね。そう考えるとFirewalldを覚えた方がやる気起きやすいのかも?

あとで知ったのですが下記をインストールするとnmtuiが使えました。

# dnf install NetworkManager-tui

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