前回に引き続きFedora21からFedora22へアップデートしてみました。
これで5分置きに出てくるsystemdのログが消えるでしょうか。
アップデート方法はこちらに掲載されていました。
Upgrading Fedora using yum
# yum update yum
# yum clean all
# yum –releasever=22 distro-sync
うまくいくのかと思ったら依存性の処理で止まってしまいました。
「perl-PlRPC-0.2020-15.fc20.noarch」が原因のようです。
ちょっと調べてみましたが対処方法が見当たらないのでオプション「–skip-broken」を使ってみたところアップデートは無事に進みました。
インストール 5 パッケージ (+16 個の依存関係のパッケージ)
更新 387 パッケージ
飛ばしました (依存性の問題) 352 パッケージ
352パッケージも飛ばしちゃうの!?
大丈夫なのでしょうか。不安ですがYesと実行!
……
おお! 無事に終わりました。
再起動も問題なく出来ました。
Fedora22になったよ!
Fedora22からはyumではなくdnfでアップデートを行います。
yum-cronの代替としてdnf-automaticを使います。
# vi /etc/dnf/dnf.conf
fastestmirror=true # 追記
yum-cronを停止
# systemctl stop yum-cron
# systemctl disable yum-cron
dnf-automaticを追加
# dnf install dnf-automatic
# systemctl start dnf-automatic.timer
# systemctl enable dnf-automatic.timer
dnf-automatic設定変更
# vi /etc/dnf/automatic.conf
apply_updates = yes # yesに変更
これで自動アップデートもOKです。
あとは使っていたパッケージが止まっていないかチェックして終わりです。
ちなみに私の場合はdhcpdが止まっていました。
これで、systemdから5分置きに出るログは止まったでしょうか。
……
とまってねえええええ!!!
うーん、systemdのログレベルとかいじるといいのかなぁ
来月にはFedora23が出るし、そんときまで待つかもうちょい調べてみようかな。
追記:2015/10/12
Fedora22にアップグレードしたあと、DNFでパッケージのアップデートをしようとしたところアップデート前にも引っかかったperl-PlRPCが原因でperlがアップデート出来なくなっていました。「–best –allowerasing」オプションを付けることでアップデートが出来るようになります。
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