以前もVMware ESXiのアップデートの記事を書きましたが
確実性を上げた手順がありましたのでこちらもメモしておきます。
1. パッチを入手
VMware Download Patchs
2.パッチのアップロード
ダウンロードしたZIPファイルを
vSphereのデータストアブラウザからアップロード
今回は /vmfs/volumes/datastore1/updates にアップロード
3.vSphere ESXiのインスタンスOSすべて落とす
4. メンテナンスモードへ変更
5. SSHでvSphere ESXiにログイン
パスワードはチャレンジレスポンスで行います。
ここまではいままでと同じ
6. コマンドでアップデート
バージョン確認 # esxcli system version get
プロファイル確認 # esxcli software profile get
パッチのプロファイルを確認 # esxcli software sources profile list \ -d /vmfs/volumes/datastore1/updates/ESXi550-201404001.zip Name Vendor Acceptance Level ----------------------------------------------------------- ESXi-5.5.0-20140404001-no-tools VMware, Inc. PartnerSupported ESXi-5.5.0-20140404001-standard VMware, Inc. PartnerSupported
今回はstandardを使用する
動作検証 # esxcli software profile update --dry-run \ -d /vmfs/volumes/datastore1/updates/ESXi550-201404001.zip \ -p ESXi-5.5.0-20140404001-standard
パッチ適応 # esxcli software profile update \ -d /vmfs/volumes/datastore1/updates/ESXi550-201404001.zip \ -p ESXi-5.5.0-20140404001-standard
7. VMware ESXiを再起動
8. メンテナンスモードの終了
この方法だとパッチ適応する前にチェックが出来るので
安全性が高いです。ベンダー専用パッチを当てるときは
たまにエラーが出ることがあるのでこちらの方法をおすすめします。
2016/9/30 更新
パッチ適用時は「update」でいいですが、オフラインバンドルを適用する場合は「install」を選びます。
ベンダーによって違う可能性もあるので各ベンダー提供のマニュアルを確認するのが間違いないです。
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