「エリジウム」をみてきた

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エリジウム
「エリジウム」を観てきました。
「第9地区」の監督最新作と言うことで期待していました。

・・・見終わった感想として単純に面白かったです。
富裕層と貧困層の差の世界を見ていると「タイム」を思い出しました。
あれはハラハラドキドキで面白かったなぁ。

ですが、いろいろ無理矢理な感じがしてしまう!
これからネタバレ含むので注意です。

エリジウムへ行くために工場長の脳のデータを奪うということですが
なんとか奪ってエリジウムへ行ったら

「脳のデータを取り出すと死にます」

!?

脳の中にはエリジウムのリブートプログラムがあるそうです。
取り出すも何も、それまでになんかプログラムコードを
いっぱい表示させてるシーンや、なぜか数秒見ただけで

「これは! エリジウムのリブートプログラムだ!」

と言い切るスーパーハッカーまで出てくるんだから
死なずにデータ取り出せてるんじゃね?

それに死んでしまうのなら工場長は死を覚悟しての行動だったのか!?
それともオリジナルの記憶だから死にはしないのかな?

あと、脳のデータを数秒でダウンロードしているようですが
なんか容量が50エクサバイトとか言っているシーンがありました。
転送速度が半端なくはええええええ!!!

いや、もしかしてそうでもないのかなぁ。
舞台は2097年。いまから80年以上も未来です。

ここ20年も経たないうちにデータ転送速度は恐ろしく速くなりました。
USBでたとえると12Mbps(USB1.1)から10Gbps(USB3.1)とおよそ千倍の早さに!
となるとさらに20年後には10Tbps!
40年後には10Pbps
60年後には10Ebpsに!
80年後には10Zbpsになっているのかもしれません。
バイトに直すと1.25ゼタバイト/セカンドです。
おお、50エクサバイトなんて数秒で落ちそうですね。

と、いろいろ考えてしまうとつまらないです。
考えるな感じるんだ! でも、ツッコミどころが出てしまうのなら
中途半端じゃなくて、もっとぶっ飛んだ感じにして欲しかったです。

なんとなくこの映画は「銃夢」と重ねちゃってたんですが
あそこまで殺伐とした世界じゃあないんですよねぇ。

ああ、「銃夢」の映画はいつやるんだろうなぁ。
個人的には「灰者」の実写が見てみたいです。

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