Vフォー・ヴェンデッタ

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今回はネタバレぽいので見てない人は読まないことをおすすめします

かなり前から映画を見るたびに予告編をやってて気になっていました。
簡単なあらすじは独裁国家となったイギリスが舞台となり
国民は自由を奪われた生活を送っていた。
そこにVと名乗る仮面の男が現れ、革命をしようとする・・・

もう、単純に楽しめました!
国による嘘の情報操作、まるで戦時中の日本のようです。。
違うのは国民が嘘の情報だと分かっていたことですね。
この映画で恐ろしかったのは普通でないものの排除する国家体制でした。
自由な表現をしたら、たちどころに特殊部隊が家に押しかけてきて
黒い布を被せられてどこかに連れて行かれてしまうのです。
待ち受けるのは死です。

マジ、こえー!

そんな政府の中心となる国会議事堂を1年後に爆破すると
Vと名乗る仮面の男がいい、賛同するものは議事堂に集まってくれと言うわけです。
賛同して議事堂に行ったら間違いなく殺されてしまうでしょう。
それでも、Xデイにはものすごい群衆が・・・
いやもう震えました!!
最後の議事堂の爆破シーンはすごい爽快感があり
ファイトクラブを連想してしまいました。

さて、この映画でのヒロインであるイヴィー(ナタリーポートマン)は
Vと関わってしまったため共犯者として政府に捕まってしまいます。
拷問を受けVの情報を吐かされそうになるのですが
頑なに拒み死を受け入れます・・・が!
驚きの真実が!!!
このことが切っ掛けでイヴィーは変わりますが
これって極限状態による一種の洗脳だよなぁ

で、イヴィーだけ変わったかと思ったら
復讐に燃えていたVも変わってしまったのです。
イヴィーに恋してしまったんです。

映画の半ばで名画「巌窟王」の話が出てきます。
イヴィーは巌窟王をみてヒロインがかわいそうだと言います。
主人公が彼女ではなく復讐をとったからというわけです。

最後にこの「巌窟王」の話が生きてくるんですね。
Vがイヴィーか復讐の選択を迫られるんです!
いやぁ、オモシロかったです。

それにしてもVの誕生劇を見たときは
アメコミみたいだと思いました。
もしかしてアメコミからの映画化だったりする!?
そう考えるとカメラ割りもアメコミ的なところが
要所ごとあったような・・・

一つ不満があったといえばVを捜査する刑事です。
結局なんも出来ない上、最後に一つひとつのパーツがつながった!
とか言ってるけどさっぱりつながってるような気がしませんでした。
え、オレの理解力が足りない? そうかもしれない・・・
とにかく刑事の役目がよく分からなかったんですよね。

総評:★★★★☆

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