USBを電源とデータに分離したケーブルを作成してみました。
オーディオ機器の接続時にノイズ対策として期待できるそうです。
簡略図となりますが作成するケーブルです。
データ用は+Dと-Dのみ、電源用は5VとGNDに分けます。
とあるサイトではデータ用にもGNDを接続するということですが
必要なのかどうかハッキリ分かりません。
USBコネクタのAとBです。
ケーブルはカナレ L-4E6Sを選択しました。
ところが予想以上に太くてブーツが入りませんでした。
これはスミチューブで仕上げ加工するしかなさそうです。
L-4E6Sを加工してUSBコネクタA端子を作成します。
4芯なので対にして+Dと-Dとします。
とりあえずGNDも用意しておきます。
線をよってまとめたので少し汚くなってしまいました。
線だけはんだで固めておいた方がよかったのかな。
USBコネクタB端子を作成しますが電源用の端子がわかりません。
色的に赤と黒かなとACファンに接続したら動作したので間違いありません。
B端子もはんだ完了です。
データ用のケーブルにGNDが必要か分からないので
はんだせずに試しにプリンタを接続してテストしてみたところ
GNDなしで動作しました!
ということでデータ用のGNDは切断しました。
でも、動作はするけどGNDがないとなにか不具合があるのかもしれませんが
よくわかりません。
スミチューブがちょっと反ってしまっていますが
まあ、ありでしょう。
実はこのケーブルは依頼があって作成したものです。
なので、効果については後日ということになります。
コメント
弱電用のGNDって、筐体間の電位差を取るのに必要だと。
それと、シールド線のシールドは、GNDに落とさないと意味がないですよ。
・・・。もっとも、このGNDが悪さをする時もあるんですが・・・。
一昨日、「PCの232Cの増設ボードが燃えた~」とベトナムから連絡が来て、よくよく見たら、232Cの5ピンの部分が燃えていたんですよね。GNDなんですよね・・・。なんか、機械が漏電しているぽく、200VがGNDに行ったらしくてですねぇ・・・。で、それが、232CのGNDを経由してきたっぽくて・・。はっはっは・・。
電源用にGNDを結線しているので、データ側のGNDは必要ないのではないかと思うのですが、どうなのでしょう。
USBのデータは-Dと+Dの電位差でやりとりするのでGNDは必要ない気がするのです。
シールドに関してですが、市販品のUSBケーブルでも結線されていませんでしたが、ここでいうGNDとはUSBの周りの金属を挿しているのでしょうか。
データ信号は、-D,+Dで行うのは間違いないです。
電源で、GNDを接続しているのであれば、筐体間で同電位になっているので、問題ないです。
「シールド」と言うのは、シールド線のシールドの事です。大抵、コネクタの周りの金属部分に繋がってる事が多いです(要は筐体に落としてる→FGに繋がってると)
で・・・・、ごめんなさい、GNDって、0Vの事か・・・(^^;
おいら、いつも、「24V」, 「0V」, 「GND(=アース)」って使ってるので、勘違いしてました・・。
「シールド線のシールドを、FGに落とさないといけない」事のを、「シールドをグランドに繋いでる?」って言ってる物で・・。
ですので、「シールドをFG (筐体) につながないとダメです」という事で・・・。つまり、「USBの周りの金属部分に繋がない」という事で・・。
「シールドをUSBの周りの金属部分に繋がないとダメ」という事で。
となるとシールドの配線やり直した方がいいかもなあ
バスパワーはDCで別にしては?
GNDの接続は必要です。
データ伝送時には、D+とD-の電位差で伝送するので、GNDは不要です。
しかし、USB機器の認識時には、D+, D-ラインはそれぞれ独立して、GNDとの電位差で認識するので、GNDが必要です。
GND接続無しで、プリンタが動作したのは、理由が判りません。
もしかすると、そのプリンタは、D+とD-の電位差で認識するように設計してあるのかも知れません。