Radeon HD5870とRadeon HD4870X2を簡単に比較してみました。
まず、大きさを比較してみました。
リテールファンを付けたままだとHD5870が1cmほど大きいです。
ファンを外して基板比較してみると同じ大きさの27cmでした。
もうちょっとファンを工夫して欲しいところです。
本体長 | 基板長 | |
HD4870X2 | 27cm | 27cm |
HD5870 | 28cm | 27cm |
次はHD4870X2の消費電力です。
左がアイドル時(500MHz)
右がベンチマーク測定時(750MHz)です。
HD5870の消費電力です。
左がアイドル時(150MHz)
真ん中がOverdrive中(500MHz)
右がベンチマーク測定時(850MHz)です。
アイドル | Overdrive | 負荷時 | |
HD4870X2 | 236W | – | 452W |
HD5870 | 165W | 181W | 305W |
予想以上に消費電力が下がりました。
アイドル時は70W弱、負荷時はなんと150W弱も差が出ました!
これで電気代を気にせずデスクトップが使えます!
以前まではデスクトップでゲームをすると電子レンジ並みなのです。
プラズマテレビでゲームするのと変わりませんね。
少し気になったのはATI Ovardriveを有効にしていると
起動時はGPUクロックが150MHzでしたが
ベンチマークなど測定していたら500MHzに固定されているのです。
GPUもなぜか21%使用しているようです。
GPUのプロセスは見れないのでなにが動いているのか分からないです。
ATI Ovardriveを無効にすれば150MHzになりますが気になります。
あとせっかくなのでベンチマークを測定しました。
使用したのはUnigine Tropics Demo v1.2です。
このベンチマークはCPUに依存しないと最近注目されているものです。
設定は次の通り
OS : Windows 7 (build 7100) 32bit
CPU : AMD Phenom II X4 955 3.2GHz
API: DirectX9
Resolution: 1920×1080
Mode: fullscreen
Anti-aliasing: 8x
Shaders: high
Anisotropy: 16
Reflection: on
Ambient occlusion: on
FPS | Scores | |
HD4870X2 | 71.7 | 1807 |
HD5870 | 64.9 | 1634 |
一つだけのベンチマークでは確かなことは言えませんが
一応、HD4870X2の方がパフォーマンスがいいようです。
他にも測定してみた方がいいかもしれません。
なお、DirectX 10で測定しようとすると真っ暗で測定できないんですよね。
コメント
HD5870もCrossFireじゃないと不公平ですよね^^
HD5870は内部でデュアルコアのようなものなのでCrossFireみたいなんもんじゃないですか!
まぁ、挿すスペースがないとか懐が寂しいとかいろいろあるのですよ!