共立 SRE2430がアクセルを吹かすとエンジンが止まるので直してみた 前編

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共立 SRE2430がアクセルを吹かすとエンジンが止まってしまい、直るまで2ヶ月もかかった話としたいと思います。

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キャブレターとマフラーを掃除しても直らない

単純に汚れているからだろうとキャブレターとマフラーを外し掃除をしてみました。キャブレターはそんなに汚れていませんでしたが、マフラーを外すとシリンダー側に黒い汚れが付いていました。これが原因かなとパーツクリーナーをかけて綺麗に掃除してみましたが直りませんでした。

気になったのはシリンダー内にゴミが入らないように、シリンダーを動かしたときピストンが黄色くなっていたような… もしかして焼き付いている!? と思いシリンダーを外して見ました。

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ピストン清掃

想像以上に汚れていました。ピストンヘッドは真っ黒です。これ綺麗になるんだろうか…

側面は全体的に茶色になっていました。これは焼き付いているのかな…

キャブレタークリーナーを拭きかけて少し置いておくことにしました。

シリンダー側も暗くてよく見えませんが、全体的に茶色になっているようです。

こちらもキャブレタークリーナーを一拭き

ピストンヘッドは、歯ブラシで何度もブラッシングしても綺麗にならなかったのでマイナスドライバーを使ったらパキパキと黒ずみが取れていき、予想以上に綺麗になりました。気をつけていたのですが、ちょっと傷が付いてしまいました。

側面はキャブレタークリーナーをつけてからウェスで拭いたらあっさり綺麗になりました。実際に触っているときは気付きませんでしたが、写真を見ると側面が歪んでいるような…

シリンダーもキャブレタークリーナーとウェスで綺麗になりました。パーツクリーナーだけでいいやと思っていましたが、オーバーホールにはキャブクリは必須ですね。

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ピストンリングが固着していた

掃除してて思ったのですが、ピストンリングが固着して動きません。いったん外して掃除してみようと思います。ですが、ピストンリングは折れやすいそうなので慎重に…慎重に外します。

うわあああ、折れたー。

新しいピストンリングを買う必要がありますが、サイズが分かりません。そのまま測ると33.5mmぐらい… そんなサイズは売ってません。調べてみるとピストンリングのサイズは、隙間がないように抑えたときのサイズだそうです。ということで32mmのピストンリングを注文しました。

次の日です。2個で980円とかなり安くAmazonから買えました。レビューでは開封したら折れていたと記載されていましたが、私が注文したものは大丈夫でした。

ピストンリングの取り付け方は、事前によく調べておきました。ピストンのピンがあるところに、ピストンリングを押し当てます。

ピストンリングの片方をピストンヘッドに置いておき、くるりと回すように取り付けていきます。

ピストンリングがくるりと一周回ったらゆっくり所定場所に取り付けていきます。決してマイナスドライバーなど工具を使ってはいけません。

うまく取り付けられました! 結構ゆるい感じです。なるほど通常だとこんな感じなのですね。

ピストンとシリンダーに混合油をかけてなじませます。ピストンリングを抑えてゆっくりとシリンダーをはめていきます。ボルトを軽く締めてからスターターをゆっくり引っ張り、ピストンがスムーズに動くのを確認してからボルトを本締めします。

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修理が完了した?

さて、これで直るかなと期待を込めてスターターを引きました。エンジンは気持ちよくかかりました。スロットルレバーを握ると一気に回転数が落ちてエンジンが止まってしまいます。まったく改善されていない!? タイトルで出落ちとなっていますが後半に続きます。

こちらが今回修理に使ったものになります。

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