21年ぶりのファミコンソフトとして販売された「8BIT MUSIC POWER」を買ってみました。
このソフトはゲームではなく音楽ソフトということですが、スプライトを極限まで増やし、画面いっぱいの絵を表示、うねるような音表現などファミコンの限界までチューニングしたそうで、すごい気になって思わずポチってしまったのです。
その前に昔AV化を断念したファミコンをなんとかしないといけません。
ケースをぱかりと空けると当時に追加した配線がでてきました。
この配線は正しいのか当時参考にしたページを見つけるのも一苦労。
基盤に取り付けられた抵抗やコンデンサは適当な半田付けにされてましたので、ひとつひとつテスターで通電するのか確認しながらはんだを付け直してみました。
これでファミコンのAV化と新作ゲームが楽しめそうです。
……あれ? うんともすんとも動かない。
そもそもこのファミコンは正常に動くのかすら怪しいです。
それを確かめようとしたらRFスイッチがいくら探しても見当たりません。
ハードオフにジャンクとかで売ってないかなぁと思ったら売ってました! 540円と比較的リーズナブル。さっそくテレビに繋いでスイッチオン! 画面に反応はありますがいくらやってもゲームタイトルは出てきません。うーん、本体が壊れてるのかなぁ? それともACアダプタもおかしいのかな? ジャンクのRFスイッチが壊れてる?
ファミコン互換機を探すと安いのは互換性が怪しく、いま人気なのがレトロフリークですが高すぎます。結局プレイできなさそうだなぁ。
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追記:2016/02/03
ジャンクで買ってきたRFスイッチをバラしてみると、同軸ケーブル側の配線が折れてました。どうしたものかと考えましたが強引に配線してみました。
裏側へ配線。すると見事動きました! といっても別のファミコンを用意したんですけどね。自宅のファミコンはカセットの差し込み口が錆びていたようです。
「8BIT MUSIC POWER」を起動してみようと思います。
真っ白。うんともすんともいいません。今度はソフトの不良? それとも初代純正品じゃ動かない?
自宅のファミコンの差し込み口を接点洗浄液で洗いまくったら起動しました! だけど起動直後ブラックアウト。ほかのカセットでも同じです。リセットしてもブラックアウトしたままなのでカセットとの接触ではなくて本体内部の何かが壊れてるのかなぁ。
結局は遊べてません。
ちなみに起動したファミコンの基板はHVC-CPU-07でした。
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