■水冷導入 GPU水枕と仮組み

水枕を取り付けたところ その1 水枕を取り付けたところ その2 裏のネジ

Sapphire Radeon X800XTにGPU用の水枕(Cool-Matic X800)を取り付けたところです。取り付け自体はGPUとメモリにシリコングリスを塗ってネジ止めするだけの簡単なことと思ったのですが、右の写真の青丸に囲まれたネジがいくらがんばっても閉まらないのです。なんとか片方が閉まりそうだと思っても基板がミシミシとしなっており折れてしまいそうな勢いです。付属のネジのサイズはM2.6 x 4mmほどであと1~2mm足りないようなので、後日買ってきて取り付けたということです。純正基板だと4mmでも取り付けられるのかなと思いました。

水枕のLED そして、この水枕のキモ?であるLEDです。しかし、なぜか片方の配線が逆になっており片方しかつきません。極性がどっちでも点くような設計なのでしょうか? とりあえず、ネジを買いに行くついでに店に持って行ったら初期不良ということでした。ほかにもネジが足りないこともあったのでネジももらってきました。これでGPU水枕の取り付けは終わりです。

仮組み その2 仮組み その2

ようやく書くパーツの準備ができたので、次は仮組みです。グラボを取り付け、ポンプとタンク、ラジエータの取り付け位置を決めてホースの長さを決めます。取り付けの順番はタンク→ポンプ→水枕→ラジエータという一般的な構成です。夏頃になったらCPUとチップセットの水枕も導入するかもしれません。その前にHDDの水冷かな。

ホース取り付け グラボをラップで防水 精製水を充填

ホースの長さが決まったら水漏れがないか精製水を使いテストします。もし水漏れでグラボが水浸しになったら泣いてしまうのでラップで防水加工をしてみました。なんかあんまり役に立ちそうもないですけどね。そして、タンクに精製水を入れていきます。水を循環させるにはポンプを動かす必要があります。効果的に循環させるためにポンプをオンオフさせるエア抜き機能があります。しかし、このポンプはマザーボードと連動しているため、電源をオンオフを繰り返したりしたらパーツにダメージを受けてしまいます。

電源スイッチアダプタ その1 電源スイッチアダプタ その2

そこで、ポンプに付属されていた電源スイッチアダプタが役に立ちます。写真を見るとわかるかと思いますが、14番pinと15番pinをショートさせているだけです。なのでラジオペンチとか挿すだけでもいけると思いますが、せっかくこんなのあるので利用しました。ファンの動作確認にも重宝しました。

仮組みで一日放置

ラップでくるんだ状態で問題なかったようなので実際にPCに取り付け一日放置することにしました。朝起きると水漏れもなく動いていたので一安心です。 2005/02/06