■水冷導入 パーツ紹介

ようやく水冷導入に踏み切れました。目的はグラフィックカードの水冷化です。ようやくRadeon X800XT用の水枕が店頭に並んだのです。とりあえず、今回は部品の紹介です。

□GPU水枕 innovatek「Cool-Matic X800 500 895」
箱とグミ
グラフィックカードの水枕はinnovatek製を買いました。このメーカーの面白いところは、なぜかグミが付いてくるのです。

GPU水枕のおもて GPU水枕のうら
中身は上の写真になります。裏を見ると分かりますが、RAMも一緒に冷やせるようになっています。問題はGPUやRAMの位置や高さが合っているかが心配でした。それを確認するにはグラボのファンを外す必要があります。

グラボのうら ぐらぼのうらを拡大!
ファンを外すには裏のネジを3本外す必要があります。金属の棒を支える2本と、拡大した写真にはかろうじて写っている左側のネジです。

ファンをはずしたところ GPUとRAMを拡大!
無事外すことが出来ました。水枕と合わせてみたところ問題ないようです。

GPUを写してみた ついでなのでコアを見てみました。X800ProからX800XTPEにBIOS書き換える方法があってコアの型番の末尾が"1"でないとダメらしいのですが、みごと"1"になっていました。もしかしたら、X800XTなら当然なのかもしれません。


□ポンプ aqua computer「aquastream 12V rev.2」
ポンプと乾電池の比較 innovatek用のフィッティング
ポンプはaqua computer製しかなかったのでそれにしました。物的にはinnovatek製も同じEHEIM製の1046を使用しているので大して問題はないのですが、水冷では他メーカーと組み合わせる場合、フィッティングのサイズを合わせる必要があります。別に合わせなくても内径を合わせるジョイントを買えばいいのですがaquaのチューブは堅いので作業が大変なのだそうです。なのでフィッティングはinnovatekの内径8mm/外径10mmを別に購入しました。

電源キット 
正面からショット! 
裏からショット!
ポンプは12Vで動作するのですが、直付けではなく3.5インチベイの付属キットに接続する形になります。裏のジャンパピンを使って水抜きが出来るそうです。そのほかにも仮組み用に電源をマザーに取り付けなくても動作させるアダプタも付いてました。

□ラジエータ aqua computer「airplex evo 240」
ラジエータと乾電池の比較 ラジエータのフィッティング箇所 ラジエータと乾電池の比較
12cmファンが2つつけられるタイプです。今回はグラフィックカードの水冷だけなのでオーバースペックな気もしますが、今後を考えてこれにしました。いま使っているケースには12cmファンを取り付ける所はないので設置場所には苦労しそうです。

□タンク innovatek「Tank-O-Matic MICRO」
リザーブタンク タンクはポンプに直付けの物を買おうかと思いましたが、店員の薦めでこれにしました。やはり直付けだと水を補給するときにケースの中ので水を入れることになり危険だからです。これならちょっとケースから取り出して補給することが出来ます。


GPU水枕 暗闇で光る!!
長くなりましたが部品の紹介はおおむね終わりです。最後に、このGPU水枕のウリの光るところを写してみました。でも、あんまりLEDを増やすとヤン車のようになるので控えたい思います。 2004/11/21