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無謀な挑戦?



午後2~3時ごろにようやく念願の黒磯に着きました。

それでもまだ看板に”福島”の文字は出てきません。

次は”那須”が目標です。ここから40キロぐらいだったと思います。


そろそろ体力もなくなってきました。

ペダルをこぐ力が出ません。

それなのに、妙に上り下りが多い道になってきました。

こんな道を走っていると

「苦あれば楽あり」とはよく言ったものだと思いました。

でも、楽な下り坂でも気を抜きペダルをこがないと

登りがきつくなります。

なので下り坂に入ると思いっきりペダルをこぎ、

上り道を楽に登るように進んでいきました。

楽であっても気を抜いたら苦しくなるんです。

まるで人生のようだ、思いました。


どんなにつらい道のりでも諦めなければたどり着けるんだと

どんなに遅くても前へまえへと進めば目的地に近づけるんだと

自分に元気付けながら走り続けました。

今、思うとなんか大げさだなぁと思います。


このあたりを自転車で走っていると

けっこうサイクリングをしている人が多かったです。

もちろん、ママチャリではなく、もっといい自転車ですけど。

びっくりすることに車の後ろに

ぴったりくっついて走っている人もいました。

それだけでありません。

ショックなことにゼィゼィ言いながら坂道を登っていると

ものすごくいい自転車に乗った小学生たちにスィ~と抜かれたことです。

ここで思いました。

やっぱりママチャリは無謀なのか!?

このことにより、のちにMTBを買うきっかけになりました。


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